昨年製作した地元の神社のデザイン、製作手順です。
地元の方から、
『古くなった神社の看板を新しく作り直したい。』ご連絡をいただきました。
足と木枠はそのまま、板面だけを新しいデザインで新調です。
ペンキで描かれた看板は色が飛んでしまい、
文字消えて読めない部分が多くなっていました。
■まずは看板の製作内容の打合せとお見積もり。
製作したい内容を伺って予算を決めます。
板面の大きさは約1,800mm×900mmなので、
複雑なデザイン抜きの看板自体の基本価格は20,000円(税別)ですが、
絵を数カ所入れるのと社紋の取り込みなどでデザイン・データ費用が発生します。
絵を入れる箇所や内容の複雑さを考慮すると、
かなりの時間と手間を費やすケースのため、
イラスト製作費、デザイン費含めた一式で約20万円 となります。
(実際は私も子供の頃から関わって いた神社なので、一部寄贈という形でデザイン費用を大幅に値引きしました。)
■看板の資料を集めます。
神社の絵と周囲の祠や石碑などの元になる関連の写真を集めます。
社紋の原稿はお客様で原稿をご用意いただきました。
大き目の精密な原稿でしたのでトレース自体は難しくありませんでした。
(この程度の内容の場合は参考価格として2,000円(初版のみ)です。)
ロゴ、マーク等の取り込みが必要な場合は『精密で鮮明な物』をご用意ください。
■看板のラフスケッチを製作します。
製作内容の確認のためラフスケッチを製作しました。
手書きの画像をスキャンしてフォトショップで軽く色を着けます。
イラストレーターに配置し、記載内容を記入してお客様と打合せを進めます。
概ねこの感じでデザイン製作をすることでまとまりました。